前田健太トミー・ジョン手術成功 監督「うまくいった」復帰へ期間短縮も - ニッカンスポーツ 前田健太トミー・ジョン手術成功 監督「うまくいった」復帰へ期間短縮も ニッカンスポーツ (出典:ニッカンスポーツ) |
9/2(木) 7:55配信
スポーツ報知
前田健太投手(ロイター)
ツインズのR・バルデリ監督は1日(日本時間2日)、前田健太投手が米テキサス州ダラスでメイスター医師による右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けて成功したとオンライン会見で明かした。
同監督によると、前田は早期かつ安定した復帰が可能とされる最新手術法「インターナル・ブレイス(体内装置)」を伴うトミー・ジョン手術を施術された。リハビリが順調に進めば、従来のトミー・ジョン手術の1年から1年半という復帰のめどが9か月から1年に短縮される見込み。最短なら来夏にも復帰する可能性が出てきた。
「手術は予定通り順調だった。メイスター医師が施術したインターナル・ブレイス(IB)法は最近、増えている。早い回復が見込まれ、復帰までの時間を短縮できる」とバルデリ監督。1974年以降、多くの選手が受けたトミー・ジョン手術は通常、手首や太ももなどから取った自らのじん帯で再建するのに対して、IB法は補強装置で強化する。回復の時間短縮が期待されることから、数年前から、トミー・ジョン手術に代わる選択肢の一つとなっている。
2019年10月にはリッチ・ヒル(元メッツ)が40歳で、2度めのトミー・ジョン手術の代わりに、IB法による修復手術を受け、20年9月に復帰した。今回、前田のケースは、両手術を融合した方法のようだ。
早ければ来年6月以降、1年掛かった場合でも来年9月に復帰の可能性が出てきたが、バルデリ監督は「あまり先を見たくはない。リハビリが始まれば、もっと多くのことを学ぶことができるだろう。まずは、健太が心地よく段階を踏むことが大事だ」と慎重だ。
日米通算200勝を大きな目標に掲げ「これから先の野球人生をより長くするために手術する。今まで以上に強くなって戻ってきたい」と手術前に語った前田はしばらく、当地でリハビリを行う予定。最先端の手術で万全の右肘を取り戻し、順調なら2021年のマウンドに背番号18が帰ってくる。
(出典 amd-pctr.c.yimg.jp)
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