3/12(土) 6:15配信
東スポWeb
タイミングを崩されながらも打球をスタンドに運んだソフトバンク・柳田(東スポWeb)
〝*弾〟が白昼の神宮球場で飛び出した。ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が11日のヤクルト戦で、今春第1号となる技アリ弾を放った。4回の打席で初球チェンジアップを右翼席へ運んだ一発にスタンドは騒然。123キロの緩い球に泳ぎながらも、最後は右手一本で拾うようにバットに乗せた。被弾した相手先発・原は口をあんぐり…。驚いた表情で一塁側ヤクルトベンチに顔を向けると思わず苦笑いを浮かべた。
ちまたで「*アーチ」と畏敬の念を込めて称賛されるたぐいの一発は、打撃の状態が上向いてきている兆候と言える。柳田本人は「泳いで詰まったので、入ると思わなかった。ビックリしました。打ち方はいいんですけど、まだまだ芯にも当たってないですし、まだまだって感じです」と言うが、スタンドインさせるスイングが悪いはずもない。バットの軌道、圧倒的なスイングスピード、打球への角度のつけかた…。球界内では「日本人では大谷と柳田だけにしか打てない」という声もある。
この春、福岡・筑後キャンプで柳田に直接アドバイスを求めたリチャードはこう言う。「よく〝*打ち〟って言いますけど、技術で打ってるんですよね。あれって全然おかしくなくて、めっちゃいい打ち方なんです。理にかないすぎていて、あれは技術の塊(かたまり)。考えていないと打てない。企業秘密ですが、それを教えてもらったんです」。ある体の特定部位の使い方を重点的にアドバイスされ「門外不出」と口を閉ざしながら、リチャードは〝のれん分け〟された打ち方をうれしそうに練習している。
鷹の次代を担うロマン砲が、強烈なあこがれを抱く究極のアーチを神宮で〝実演〟した柳田師範。「ここから徐々に状態を上げていくだけです」と完全体はまだ先だが、開幕を前にミスターフルスイングのエンジンがかかってきた。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
https://news.yahoo.co.jp/articles/efd8c40f418987b8285d79bdf0bcfcb34c987f4e
カテゴリ:野球 > 福岡ソフトバンクホークス
【覚醒】田中正義が凄すぎる!今季こそ無双成績を!
今年こそ圧倒的な投球を!ソフトバンク・2016年のドラ1田中正義が現段階で自己最速156キロマーク!
2/23(水) 5:30
スポニチアネックス
ソフトバンク・正義 2月22日にもう自己最速156キロ「ストレートが軸」 藤本監督も合格点
<ソ・西>2回無失点の好投を見せた田中正義(撮影・岡田 丈靖)
◇練習試合 ソフトバンク4-2西武 ※特別ルール(2022年2月22日 宮崎・アイビー)
圧巻の2回パーフェクト!ソフトバンクは22日、今季初の対外試合となった西武との練習試合に4―2で勝利した。先発した田中正義投手(27)が自己最速タイの156キロをマークするなど、2回完全の好投で猛アピール。プロ6年目でまだ1勝を挙げられていない「未完の大器」が開幕ローテーション入りへ前進した。
今年の直球はひと味違う。初回1死、田中正が外崎へ投じた4球目。球場表示は自己最速タイの156キロを示し、スタンドはどよめいた。自慢の直球を25球中17球投げ、2回パーフェクト。「ストレートは良かったので押していけたかな」とうなずいた。
初回からアクセル全開だった。先頭の鈴木、外崎を2者連続三振に仕留めるなど3人で料理。2回は2人合わせて619本塁打の山川、中村を直球で詰まらせ、いずれも右飛に斬った。
「テンポ良く投げられたことが一番良かった。直球で差し込んでいけたので手応えは感じている」。カットボールや110キロ前後のカーブなど投球の幅を広げる球種に挑戦してきたが、「結果が求められる立場。ストレートが軸になるのは間違いないので、そこは捨てないように」と原点を見つめ直し、主力が並んだ西武打線を圧倒した。
17日の紅白戦ではボール先行でテンポが悪く、3回を投げて2四球で1失点。反省を生かし、この日は打者6人中5人が初球ストライクだった。「(ストライクが)先行すれば自然とテンポが良くなる。自信を持って投げたいし、打者にとって嫌な投手になりたい」と手応えを得た。対外試合の初陣を飾った藤本監督は「直球が強かった。空振りを取れているし、まだまだ速くなるでしょう。この時期にあれぐらい投げられたら十分。テンポも良かったし。合格」と高評価した。
今キャンプから着用しているゴーグル姿が浸透しつつある田中正は「ガムシャラに腕を振っていくだけ。とにかくアピールできるものを出せるように」と視線を上げた。16年ドラフトで5球団が1位競合した右腕。開幕ローテーション入りへの視界は良好だ。(福井 亮太)
【田中正義 ここまでの経過】
▼21年11月 秋季宮崎キャンプで存在感を示し、藤本監督から投手MVPと評価される。
▼22年1月 エース千賀らと自主トレを行い、投球フォームに手応えを得る。
▼2月1日 春季宮崎キャンプ初日からブルペンで60球を投げ込む。
▼同3日 フリー打撃に初登板。
▼同8日 シート打撃に登板し、110キロ台のカーブを披露。
▼同12日 視機能補助効果があるゴーグル着用して紅白戦に先発し、2回無失点。
▼同17日 2度目の紅白戦登板で3回3安打1失点。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
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まさか…開花するのか?広島を戦力外→ソフトバンク育成・藤井皓哉が快投連発
2/21(月) 6:15配信
東スポWeb
ソフトバンクの育成右腕・藤井
新たな〝育成の星〟の誕生となるか。ソフトバンクの背番号157・藤井皓哉投手(25)が快進撃を続けている。
B組(二軍)から参加した16日の紅白戦で2回をノーヒット3三振に抑え、A組(一軍)に即日昇格。20日の紅白戦では三森、佐藤直、栗原から3者連続三振を奪った。最速150キロの直球にフォーク、スライダーがさえ、猛アピール中だ。
思わぬ〝掘り出し物〟の登場に藤本監督も「いいとは聞いていたけど、ここまでいいとは思わなかった」と声を弾ませている。「完璧ですね。この状態で投げられるなら勝ちゲームでも使える。ボールの強さが違うもん。こういう投球していたら支配下も近いと思う。こっちも必要と思ってきているからね」と絶賛した。
2014年のドラフト4位で広島に入団。18年には一軍でプロ初勝利を飾っている。翌19年にはウエスタン26試合で2勝6セーブ、防御率0・33の好成績もマークした。しかし、20年は一軍登板なしで、二軍での成績も悪化して戦力外。そんな中で昨季在籍した独立リーグ・高知の経験が契機となったという。「広島の時は結果にこだわりすぎていた。もう一度野球の楽しさ、投げる喜びを知れたのが大きかった」(藤井)。
ホークスOBでもある高知の吉田豊彦監督もこう話す。「メンタル面の成長が一番だと思います。結果を残さないといけないという焦りからバランスを崩し、限られた球種での勝負になったり、コースを狙いすぎたりで投球の幅が狭くなり、苦しんでいました。そこを彼自身が強い意志で乗り越えましたからね」。
結果を求め過ぎての失敗は、吉田監督もホークス時代に味わった。その経験から選手には「結果だけを求めるな」と伝えている。ストイックな環境面も含めて、そんな高知での日々が迷い道に入っていた藤井を復活させる下地となったのだろう。
独立リーグを経由してのNPB再挑戦。藤井の活躍は独立リーグの評価向上にもつながる。恩師は「ここからが本当の勝負だと思いますが、伸びしろはまだまだある選手。頑張ってほしいと思います」と期待を込めた。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf51ed44f5879cafd5fb3999289876141182701
【野球】ソフトバンク・王貞治の神通力は若い世代には支持されない?指導嘆願者はたった1人…
2/15(火) 5:00配信
東スポWeb
王会長の指導を受けた渡辺陸(東スポWeb)
ソフトバンク・藤本博史監督(58)が「王詣で」を敢行した若鷹をたたえつつ、たった一人に終わった現実にむなしさを覚えたことを明かした。
宮崎春季キャンプ休養日の14日、オンライン取材に対応。13日に一時宮崎を離れた王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー(81)を今キャンプ中に直撃して直接指導を仰いだ渡辺陸捕手(21)の行動力に目を細めた。打撃力に定評のある育成出身捕手について「おとなしい性格で、そうやって王会長のところに話を聞かせてくださいとか、教えてくださいとか言いに行けるような感じの子じゃなかったんですけどね」と性格とのギャップに驚いた様子。その上で「そうやって聞きに行くってことは必死さが伝わってくる。当然、捕手も甲斐の次を育てなければいけないわけですから、その意味じゃあ大したもん」と4年目にかける思いを感じ取り、意欲的な行動を称賛した。
一方で、渡辺以外に「王詣で」した選手がいなかった事実には「もっともっと若い子がね…。王会長がキャンプ始まる前のミーティングで『来てくれ』って言ってたのに渡辺陸だけなのは寂しい」と率直な思いを吐露した。
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a255832d4861b4b32f50595c503decb6908d590